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「第5回世界唎酒師コンクール」開催にあたって

  • 2017.10.20

 日本酒(清酒、焼酎)は、日本の伝統文化の粋であり、先人達から受け継がれた我が国の心です。
 訪日外客数は年々、著しく増加し、3千万人に迫る勢いです。喜ばしいのは、その多くの方々が観光地はもちろんですが、日本の文化そのものにご興味を持たれご来日いただいてることです。なかでも日本食や日本酒、さらにはそれらのサービスに多くのご興味をいただいておりますことに、非常に嬉しく思っております。


 2020年には待望の東京オリンピック・パラリンピックを控えているわけですが、今後、ますます訪日外客の皆様と日本食や日本酒、さらにはそれらのサービスと接していただく場面が増えていくことでしょう。また、日本酒は今、世界市場で高い評価を受けはじめています。すでに、多くの経済国では日本食とともに楽しむ酒類として多くの愛好家をつくりだすまでになっておりますが、この波は未だ成長過程にあると考えられ、日本酒の輸出量、輸出金額ともにますますの成長を遂げるであろうと思われます。
 すなわち、日本酒は今後、これまでに以上に外国人の皆様へのご紹介する機会が増えるとともにご要望をいただけることになるのです。


 他方、国内に目を向ければ、日本酒の消費動向は、例えば全生産量における特定名称酒の比率の増加だけみても「量から質」へと確実にシフトをしています。また、酒類全体の消費量が減少するなか、特に若年層の酒類離れ、日本酒離れは、未来への飲酒文化、日本酒文化の伝承にも大きな影響を及ぼすことでしょう。
 これらから、今後の日本酒にとって大切なことは、外国人へのご紹介や輸出量、輸出金額の拡大もさることながら「世界の酒 日本酒」として長きに渡り存在できるだけの付加価値の検証と認識であり、そのことこそが、我が国の日本酒文化の発展と伝承につながることであると確信します。
 
 今こそ、世界中で活躍する3万人を超える唎酒師の力が必要とされています。
 唎酒師が世界に伝えます、未来に伝えます。その魅力を。
 日本酒の未来のために何ができるか。

 第5回世界唎酒師コンクールを通じて、日本酒文化の伝承をご支援ください。

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