第6回世界唎酒師コンクール セミファイナリスト日本代表14名決定!
第6回世界唎酒師コンクール セミファイナリスト日本代表14名決定!
エントリー総数115名、第1次審査通過者57名の中から、日本予選(第2次審査)が行われ、日本代表14名(料飲サービス部門8名、小売サービス部門6名)が決定いたしました。
日本代表の14名は、世界各地で選出された代表者とセミファイナル、ファイナルで競い合います。
第6回世界唎酒師コンクール 日本予選(第2次審査)通過者 ※50音順、敬称略
【料飲サービス部門】 8名
足立 有美
島田 昇忠
根上 敦吏
長谷川 大地
藤原 龍
本間 優哉
向井 畝津子
山岸 裕一
【小売サービス部門】 6名
押木 友佑
瀬戸 光一
並里 直哉
藤川 智子
松橋 淳郎
山本 真子
■第6回世界唎酒師コンクール日本予選(第2次審査)総評
すでにご案内の通り、今回のコンクールでは、全ての審査を通じて、日本酒や本格焼酎・泡盛を提供・販売するプロフェッショナルとして、商品をリスペクトし、ゲストに「飲みたい」と感じてもらい、さらに「楽しめた」と思わせることが審査項目および重要な基準となっておりました。そのために必要な、日本酒や本格焼酎・泡盛の知識、香味評価力、サービス技術、各提案内容の論理性、そして独自性が評価対象となりました。
第2次審査のロールプレイでは、日本酒や焼酎のビギナーに対してサービスを行う設定でした。これは唎酒師や焼酎唎酒師の皆さまも日常的に直面するシチュエーションであると考えられますが、専門用語を多用する場面が見受けられました。このようなアプローチは、日本酒や焼酎のビギナーにとって難解で、ややこしい印象を与え、敬遠される可能性もあります。
また、唎酒師や焼酎唎酒師にとって商品に関する知識が必要か否かという点については、多くの商品を網羅したり記憶したりすること自体が必須ではないでしょう。商品情報は経験とともに増えていくものであり、必要な時に把握し習得することがプロフェッショナルとしての望ましい姿勢であり、これこそが商品をリスペクトすることに通じるのではないかと考えます。
今回のコンクールでは、接客ロールプレイにおける課題酒、つまり唎酒師や焼酎唎酒師が担当する店舗の取扱商品を事前に発表しました。約50種類にも及ぶため、すべてを把握することは難しいかもしれませんが、接客に備えて商品情報を理解し、紹介のポイントを把握したり提案施策を立てたりすることが重要です。
第2次審査のロールプレイでは、事前準備の有無が、特にお客様からの要望や質問に対する対応の良し悪しに顕著に表れたように思われます。事前準備の有無が唎酒師や焼酎唎酒師の全てではありませんが、全体の印象に影響を及ぼす一因となったことも事実です。また、このような準備と想定を行った選手は、緊張の中にも自ずと笑顔を見せることができ、高評価につながったことは間違いありません。
第6回世界唎酒師コンクール審査委員会
日本予選(第2次審査)通過者詳細はこちら
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世界一の唎酒師を決定する「第6回世界唎酒師コンクール」
海外予選通過者も順次発表されており、11月中旬には、国内外のセミファイナリストが出揃うことになります。
いよいよ佳境を迎える「第6回世界唎酒師コンクール」。ぜひ、ご注目ください!
【今後のスケジュール】
2025年2月18日~20日 セミファイナル/ファイナル(3日間)
〔18日〕セミファイナリストエデュケーション
〔19日〕セミファイナル:接客ロールプレイおよびカクテル提案
会場:FBOアカデミー東京校 112-0002 東京都文京区小石川1-15-17TN小石川ビル7F
〔20日〕ファイナル:接客ロールプレイ/表彰式
会場:Shop・Cafe & Bar TASU+(タスプラス) 104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 B1階